2012年2月15日水曜日

第7回みちのく奥州イブニングサロンを開催しました!

第7回みちのく奥州イブニングサロンが奥州市“地域の力”産業育成セミナーと合同で14日夕方水沢区のプラザイン水沢で開催されました。テーマを「ベテラン力でつくる新しい産業のカタチ・人づくり」と題して3社から事例発表していただきました。


①株式会社 デジアイズ 様(本社:奥州市前沢区)
 全従業員の約300名のうち、満60歳以上の従業員が30名以上在籍しており、顧客満足度にこだわった製品づくりを目指しています。自然環境にやさしく、環境問題を重視した製品開発に力を注ぎ、多様な年齢構成により「経験」と「探求」のバランスを取りながら邁進する企業として事例発表をいただきました。

②株式会社 ミナカワ 様(本社:盛岡市)
 従業員数約150名で菌類事業、自動車販売事業、燃料販売事業などを展開されており、障がい者の方々とともに働き、「しいたけ」収穫の喜びをともに分かち合うなど、地域の生活に密着した企業経営についてのお考えをお話いただきました。社員の成長が会社の発展に不可欠であり、社員への信頼と期待が成長を促すこと、現場での経験が社員を育てることなど、企業としての人材育成方針について事例発表いただきました。

 
③有限会社 ミスズ 様(本社:奥州市水沢区)
 世界遺産登録となった「平泉」を地域の重要な資源として認識し活用するため、(地独)岩手県工業技術センター所有の特許「象嵌技術」を使用した「平泉ストラップ」や今後奥州発、世界展開を考えている岩谷堂箪笥等の製造技術を活用した「ヒュミドール」の製造などについて事例発表をいただきました。


 各企業からの事例発表の後、当みちのく奥州イブニングサロンの顧問である山形大学大学院理工学研究科・野長瀬裕二教授より各社に対する講評をいただきました。
イブニングサロン終了後は、「奥州市“地域の力”産業育成セミナー」と合同の情報交換会を開催し、地域内の横軸連携を深めました。