この日も1月から2月、3月と各団体のセミナーや講演会が続くお忙しい中、第一部の情報提供、第二部の特別講演、第三部の交流会までイブニングサロンの会員企業を含む地域の企業の皆様に多数ご参加をいただきました。
開会にあたり、小沢市長から、奥州市として地域企業様がさらに元気になる施策を推進する旨ご挨拶をいただきました。
第一部の情報提供では、東北経済産業局の岩手サポーターの職員の方々から、経済産業省が所管する平成26年度補正予算と平成27年度当初予算の概要について説明をいただきました。設備等や試作品開発、販路開拓などの前向きな取り組みへの支援や、復興に関する支援施策の説明など、地域企業様の活用可能性がある事業について情報提供をいただきました。
引き続いての情報提供では、「企業におけるマイナンバー制度への対応について」と題して、富士通株式会社マーケティング改革プロジェクト室番号制度推進室の川村様より情報提供いただきました。「マイナンバー制度」は2015年10月に全国民に対して番号の通知があり、2016年から各企業等での運用が開始される予定となっておりますが、マイナンバー情報の収集方法、安全管理体制の在り方など、「あまり意識が無かったが勉強になった」「取り扱いについて注意が必要である」等認識を深めていただきました。
第二部の特別講演では、東京都大田区の株式会社昭和製作所代表取締役社長 舟久保利和様より「下町ボブスレーと地域連携」と題してご講演をいただきました。
舟久保社長は「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」推進委員会の委員長を務められており、なぜ東京大田区の企業が連携してボブスレーでソチオリンピックを目指すことになったのか?そして、どのような効果が生まれたのかについて、実際の映像などを交えながら熱く語っていただきました。参加した企業の方々からは「東北でも下町ボブスレーのようなつながりを目指したい」 「舟久保社長の何かをはじめる力について、あきらめない気持ちを常に持ち続けることの大切さを知ることができた」など、多くのご感想をお寄せいただきました。
この奥州の地で「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」や「大田区のものづくり」の取り組みから「日本のものづくり」を再認識し、様々なことを得る機会となりました。舟久保社長様、お忙しいところ誠にありがとうございました!
第三部の交流会では、舟久保社長のご講演に対する熱い想いが冷めぬまま、様々な企業どおしで交流を深めていただきました。また、今回、山形県最上市の「もがみイブニングサロン」で事務局を担当されている坂本様から「イブニングサロン」の活動についてPRしていただきました。今後も他地域イブニングサロンの意欲ある企業の取り組み事例を学びつつ、相互の交流を深めていきたいという想いを新たにいたしました。
胆江日日新聞(H27.2.27記事より) |
岩手日日新聞(たんこう版/H27.3.3)記事より |
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