2015年9月25日金曜日

第18回みちのく奥州イブニングサロン研修視察会を開催いたしました!

 平成27年9月25日(金)に第18回みちのく奥州イブニングサロン研修視察会を開催いたしました。今回はイブニングサロンが始まって以来初の試みとなる研修視察会を行いました。先に御案内した通り、研修先は宮城県のサンドビック サプライ ツーリングジャパン 株式会社と東北大学 金属材料研究所 千葉研究室といたしました。なお、今回の参加者は会員の方のみとしており、参加希望のあった8名で奥州市のワゴン車で移動いたしました。




 サンドビック様での視察会では、最初に代表取締役社長の鈴木幹治様より会社説明をしていただき、その後工場内の見学をさせていただきました。当社は、5Sに力を入れており、工場内は徹底的に整理整頓されていました。会社説明時にお話された「三越デパートの床よりもきれいにする」という社長の言葉は、参加者の皆さんの目でしっかりと確認することができました。5Sを徹底するという会社方針に参加者の皆さんも感銘を受け、ぜひ参考にしたいという声が挙がりました。
 代表取締役 鈴木 幹治 様による会社説明
デスク周りは必要最低限のモノしか置かない5S活動の徹底ぶり
全ての棚への地震対策によって震災での落下物や大きな破損はゼロ


 続いて東北大学では金属材料研究所加工プロセス工学部門教授の千葉晶彦様とお会いいたしました。千葉教授は電子ビーム積層造形装置(EBM)による金属の積層造形など、新たな加工プロセスについて研究しております。 研究室内には試作品が飾られており、参加者は手にとって先端技術を感じ取っていました。今後更に需要が期待される電子ビーム積層造形について熱く語ってくれた千葉教授は、製造分野だけでなく、芸術作品にも目を向け、新たな分野へ視野を広げられておられました。
教授 千葉 晶彦 様による電子ビーム積層造形装置(EBM)の説明
電子ビーム積層造形装置(EBM)によって作られた試作品の数々
複雑な構造にも対応する最先端技術